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こんにちは。
株の学校ドットコム 講師のクボタです。

相場に大きな動きがありました。

ギリシャショックについて、今後やるべきことを
シンプルに書いてありますので、しっかりと読むように
してください。


本日(6/29)、日経平均が596円下落しました。

きっかけは欧州中央銀行(ECB)がギリシャへの金融支援を
延長しないと協議が決裂したことです。

日経平均が596円下落という数字だけを見るととても
大きな下落に見えることでしょう。


しかし、

この程度の下落は、何年もマーケットで生き残っている
我々にとっては特に驚きもありません。

様々な原因で相場は下落をするわけですが、
今回は、「またギリシャか」
という、淡々とした出来事としてとらえています。


とはいえ、

これだけ株価が下落すると慌ててしまうかもしれないので
気をつけてほしいことをお伝えします。


まず最初にお伝えしたいことは、「安心してください。」
ということです。


慌てる必要はないし、この世の終わりでもありません。
何度も繰り返される、マーケットの「いつもの出来事」です。

なので私もいつも通り朝から淡々と持ち越した銘柄の決済をして、
いつもと変わらず、ルール通りにトレードをしていました。

もともと、「そろそろ下落するかもしれない」というのは、
CMBトレード塾の会員の方には伝えていましたので、今日の出来事は
「やっときたか」という感じです。


ギリシャ問題ですが、今後どうなるか、マーケットがどうなるかは
はっきり言ってわかりません。

わかりませんし、あなたが利益を出すためには、
100%の確率で未来が分かる必要もないのです。

そんな中で私たちがこれからやっていくべきことはなにか。
今からお伝えしますのでしっかりと読み実行をして
ください。


1つ目。

いうまでもありませんが、まずは、損切りをしてください。


もちろん、ルールに従って、まだ損切りのラインに来ていない。
もしくは空売りをしているのであれば損切りの必要はありません。

ですが、もしルールを破ってまだポジションを持っているのであれば
すぐに損切をしてください。今後は乱高下することも想定されますし、
リバウンドも可能性としてはあるでしょう。

しかし、ルールで損切りに達しているならば、今すぐ
損切りをするということです。

今後がどうなるか分からないタイミングです。

ですから、最悪の被害の拡大を避けるためにもまだ損切りが
出来ていないという場合は、損切りをして一旦仕切り直す
ことをお勧めします。


2つ目。

損切りをした次は、様子見です。

つまり、しばらくはポジションを小さくして
様子をみるフェーズになってきたなと判断しています。

ポジションというのは、トレードの資金量のことですから、
簡単に言うと、資金の量をいつもよりも少なめにして
トレードして下さいということです。


なぜなら、株価が大きくブレやすい時期に
なっており、今後の展開がまだ読めないからです。


ですから、

大きく強気で攻めるというよりも、資金量は
少ないながらもトレードするという考えを持ってください。

最悪でも、大して怪我をしない程度のポジションにすること。

もちろん、ポジションを持たずに様子見して何もしないというのも
立派な一つの戦略です。


デイトレードをする人たちにとっては稼ぎ時かもしれませんが、
それよりは時間軸の長いスイングトレードをする人にとっては
積極的にトレードをする必要のない時期ということです。

今週はアメリカの雇用統計や独立記念日で祝日もあります。
また7月5日にはギリシャがどうなるかの国民投票もあります。

今後の展開が読めないので、私自身方向性が非常に
読みづらいタイミングです。


ですから、

今ジタバタするのではなく、
少なくとも、今週から7月前半にかけては
様子見でいいのではないかと判断しています。


3つ目。

次の動きをイメージしておくこと。
そして、しっかりと準備をしておくこと。

これは、様子見に含まれることですが、
大事なことなので敢えて分けてお伝えします。

冷静にマーケットを観察し、様子見をしていると
「次にこう動いたら、こういう売買をしよう」
「逆にこう動いたら、こうしよう」

というようにアイデアが浮かんでくることがあります。
全くアイデアが浮かばなかったとしても安心してください。

「こうなるだろうなぁ」
というような、何となくの感覚でもいいのです。


観察を続けることで、「次」の展開をイメージする
練習になります。

例えば、

日経平均が20,500円を超えてきたら、
それを牽引した銘柄を買ってみよう。とか

日経平均が20,000円を割ってしまったら一旦すべて決済して、
その後また回復したら買い、

さらに下落して19,500円を割ったら空売りしよう。


このように、

「こう動いたらこうしよう」というパターンを
節目を中心にしていくつも考えておくのです。

そうすると、実際にそうなった時に
イメージ通り動くことができますし、イメージとずれていたとしても
細かい修正をするだけですぐにトレードをすることができるのです。


今はこのイメージする力、アイデアが浮かぶようになる力を
つける絶好のチャンスだと思います。

落ち着いて、この乱高下をする(であろう)マーケットを
観察することで大きな学びを得ることができます。

もちろん、この3つ目に関しては、人それぞれレベルが
ありますから簡単にはいかないかもしれません。

しかし、

少なくとも、1番と2番でお伝えしたことはすぐに
実行をしておいてください。

そして、新たなトレンドが形成されるタイミングで
大きく利益を伸ばすという活動にシフトをしていって
くださいね。

何か大きく人生を変えたい。しかし、どうやれば
よいのか具体的によくわからない。

そんな場合のために、まずはきちんと株式トレードについて勉強をしましょう。
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株の学校ドットコム
講師 窪田 剛

※本コラムは、株の学校ドットコム 無料講座受講者に配信したメールをもとにして掲載しております。



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