約3,300人のシニアを対象に「株式投資の取り組み」を実態調査。シニア投資家の株を楽しみ、さらに学ぼうとする姿勢が鮮明に。株をやらない人との金融資産の差は約7倍に。【株の学校ドットコム調べ】
「敬老の日」を前に、オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」(運営会社:株式会社トレジャープロモート、東京都千代田区、代表取締役社長:瀬川 丈)では、全国1万人を対象に実施した「株式投資への取り組みに関する実態調査」から、約3,300人のシニア世代(60代・70代)の回答を抽出、その詳細分析を行いました。
その結果、シニア世代の3人に1人が株式投資に取り組んでいることがわかりました。シニア投資家の金融資産(中央値1,000万円)は、株式投資に取り組んでいないシニアの7倍近くに達しています。また、6割以上が現在でも株について「学びたい」と回答し、シニア投資家の飽くことのない学習意欲が垣間見えました。

【主な集計結果】
- シニア世代で株式投資に取り組んでいる人は32.9%(60代31.4%・70代34.3%)
- シニア投資家の金融資産は「1,000万円」。株をやらないシニアとの差は6.7倍
- シニアが株をやる理由は「生活」「将来」「楽しみ」。「学び」などお金以外の目的も
- シニア投資家の63.1%が株についてまだまだ「学びたい」と回答
- シニアが株をやらない理由は「知識不足「資金不足」「損が怖い」
【調査概要】
- 内容:株式投資の取り組み実態調査2026
- 対象:全国の20代~70代(うち60代・70代を抽出)
- 人数:3,370人(60代:1,620人、70代:1,750人)
- 期間:2026年08月17日 ~ 2026年08月23日
- 方法:インターネット調査
- 主体:株式会社トレジャープロモート
※「株の学校ドットコム」では個人投資家を対象としたアンケート調査を継続的に実施しています。詳しい集計データや過去の調査結果などはこちらをご参照ください。なお、本調査について記事等に引用いただく際は「株の学校ドットコム」へのリンクを設定いただけますと幸いです。
シニア世代の3人に1人が「個人投資家」
「あなたは株式投資に取り組んでいますか?」という質問に「はい」と回答した人は、60代で31.4%、70代では34.3%で、シニア世代全体としては32.9%でした。実に3人に1人が個人投資家として株に取り組んでいることになります。

シニア投資家の金融資産は「1,000万円」
現金・預貯金、株式・債券・投資信託、貯蓄型保険といった「金融資産」について、その総額を尋ねたところ、株式投資に取り組んでいる人と取り組んでいない人との間に明確な差が浮かび上がりました。
ここでは、一部の極端な値(外れ値)の影響を受けにくく、より一般的な実態を表すことのできる「中央値」で見てみます。シニア投資家の金融資産の中央値は1,000万円だったのに対して、株をやっていないシニアの金融資産の中央値は150万円でした。実に6.7倍の差です。

シニアの投資目的は「将来の備え」と「日々の暮らし」
約1,100人のシニア投資家に、株式投資を「やる理由」について選択式(複数回答可)で尋ねました。
最も多かったのは「生活に使えるお金を増やすため」(43.8%)、次いで「人生100年時代を見すえた老後資金を準備するため」(39.9%)、「趣味や旅行などやりたいことに使うお金を増やすため」(37.9%)となりました。将来への備えと日々の生活・楽しみ、その両輪がシニア投資家の大きな目的となっているようです。
一方、「株式投資そのものが面白く楽しいため」を選択した人が23.1%にのぼった点にも注目です。約4人に1人が、「知的な楽しみ」として株に取り組んでいることになります。「経済について学ぶため」(13.7%)と合わせて、お金だけではない、生活を彩る活動のひとつとして株式投資に取り組んでいることが読み取れます。

シニア投資家の6割超が今なお株を「学びたい」
今回は、そんなシニア投資家たちの「学習意欲」についても調査しました。「株式投資について積極的に学びたいと思いますか?」という問いに対して、有料・無料を問わず何らかの形で「学びたい」と回答した人は63.1%で、年齢を重ねても学習意欲が旺盛な人が多いことがうかがえます。

株をやらない理由は「知識」「資金」「怖い」
一方、株式投資に取り組んでいないシニア世代(約2,200人)には、「やらない理由」について選択式(複数回答可)で尋ねました。最も多かったのは「知識がないから」(46.6%)、次いで「投資をする資金がないから」(46.1%)、「損をするのが怖いから」(39.1%)と続きます。
ただし、「今後1年以内に株式投資を始めたいと思いますか?」という質問には、7.9%の人が「はい」と回答しました。数字としては決して多くありませんが、シニアになってからでも株式投資に前向きな姿勢を持つ人、また、その必要性を感じている人が、一定数いることがわかります。

シニアからでも始められる株式投資
今回の分析結果では、シニア世代における株式投資に取り組みの輪郭が見えてきました。
60代・70代の3人に1人が株式投資に取り組み、その金融資産(中央値)は1,000万円。将来や現在の生活のためだけでなく、趣味や楽しみ、あるいは学びのひとつとして、株式投資に向き合っています。6割を超える人が今もなお「学びたい」と回答したことが、その学び続ける姿勢を物語っています。
しかし、反対側を見てみれば、株式投資に取り組んでいないシニア世代の金融資産(中央値)は、シニア投資家のおよそ7分の1に留まっており、その数は3人に2人(67.1%)にのぼります。その多くが「知識不足」や「資金不足」を理由に立ち止まっている一方で、なかには取り組む意欲を抱いている人もいます。
株式投資は、年齢に関係なく、誰もが「始めたい」と思ったときに一歩を踏み出すことができます(注:信用取引を含む一部の取引については年齢上限が設けられていることもあります)。ただ、シニアゆえの不安や時間的制約を考慮するならば、よりしっかりとした学びの時間をとる必要があることは言うまでもありません。
「株の学校ドットコム」は2002年以来、現役トレーダーによる本質的な投資・トレード教育を提供してきました。累計の受講生数は95万人を超え(2026年9月現在)、その中にはシニア世代も数多くいます。株式投資を通じて人生を豊かにしたいと願うすべての方に、これからも良質な学びと情報の提供を続けてまいります。
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