そんな期待にも似た疑問を私も持ったことがあります。

しかし、その質問は、それ自体が意味を持たない質問なのです。

なぜなら、

全ての銘柄、全ての状況で機能するテクニカル指標など存在しないからです。

テクニカル指標とは、現在の状況を判断し、次の株価の動きを予測するためのものなのですが、それが100%機能することはありません。

自分のルールを補完する目的で、テクニカル指標を使用する意味はありますが、それ以上の意味を求めるのは酷なことです。

株の値動きとは、あくまでも人間の心理・思惑の集合体です。

どのような状況でも機能するテクニカル指標などはありません。万が一、そのようなテクニカル指標が生まれたとしたら、その次の瞬間に、人間によってその指標は打ち崩されます。

完璧なテクニカル指標を追い求めることは、寸分の狂いもなく当たる占いを求めているようなものです。

自分が利益を出すために、完璧ではないテクニカル指標を、どのように有効活用して行くか?という事に時間と情熱をかけた方が有意義です。

もう一つ。

代表的なテクニカル指標は、それを元に判断をしている人がいるということを表しています。

あなたの取引画面の向こうにいる人が、それをどのような判断材料に使っているのかを想像することは、あなたのトレード力をアップさせるトレーニングになるでしょう。

同様に、日経平均も指標です。

4000近くある取引銘柄の内で、225銘柄しかフォローしていない日経平均の数字そのものには、実は意味はありません。

重要なのは

「日経平均を判断材料の一つにしている人が、数多くいる」

という事実です。

ですから、画面の向こうにいる人が、日経平均を使ってどのような判断をしているのか。

これを想像することが重要なのです。是非覚えておいてくださいね。

以上をまとめます・・・

全ての銘柄に100%機能するテクニカル指標は存在しない。

自分が利益を出すために、完璧ではないテクニカル指標を、どのように有効活用して行くか?という事に時間と情熱をかけた方が有意義なのです。

誤解⑧
証券アナリストの推奨銘柄を買っても 全く意味が無い理由

最後に、初歩的なことだと思いますが、利益を出すために必要な思考回路のおさらいということで「証券アナリスト」について考えて見ましょう。


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証券アナリストは何を考えながら銘柄を推奨しているのでしょうか?



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