もしそうだとしたら非常に危険です。それは「投資」と「トレード」を区別しないまま、自分の資金を投入していることになるからです。

では「投資」と「トレード」、その違いについて今からお話をしますので、読んでください。

最初に結論から言います。

投資というのは、価値に資金を投じる行為です。

トレードというのは、価格に資金を投じる行為です。

もう少し噛み砕いて表現するならば、

企業価値に焦点を当てるのが投資です。

現在の株価に焦点を当てるのがトレードです。

これ以外の要素は、枝葉末節以外の何者でもありません。

それでは、それぞれをさらに詳しく説明します。

まずは投資の方から。

投資は、よく中長期投資などと言われますよね。数年単位の長いスパンで見ることが多いです。

長いスパンで見なければいけないと言うわけではないのですが、短いスパンで企業の価値がすぐに反映されることが少ないので、比較的長期の視点が必要になってきます。

ただし、時間軸が長いから投資だと言うわけではありません。

あくまでも、資金を投じる人の焦点が「価値」に向いているのか、そうでないのかが判断基準です。

投資では、安い株を見つけてきて、高く売るというバリュー投資と言われるものがありますよね。

また、成長余地の高い企業に目をつけて、今のうちに資金を投じて置くという、グロース投資と言われるものもあります。

いずれにしても、他の人に見えていない、その企業の「価値」に焦点を当てていることは間違いありません。

本来の価値、もしくは将来の価値に比べて、現在は「安い」と判断しているわけです。

今そこにはまだ存在していない「価値」

というものに資金を投じて、その価値が現実化するまで見守っていると言う点で、農耕的なイメージと言ってもいいかもしれません。

誰にも見向きもされていない土地が、肥沃な土地なのかどうかを調べ、種を蒔き、芽吹きを待ち、晴れの日も雨の日も、じっくりと果実が大きく育つまでじっくりと見守る。

そしてその後、誰よりも大きな果実を手にすることが出来る。

そんなイメージで間違いありません。

その投資に対し、トレードとはどのようなものなのでしょうか?

次はトレードの説明に移ります。

トレードで大切なことは、企業の価値ではありません。

企業の価値という視点は、トレードには関係ありません。

トレードで大事なのは、現在の株価です。

現在の株価が全てです。

どういうことなのか、詳しくお話します。

株価チャートというものを見たことがあると思います。チャートは、時系列でならべた株価の集合体です。一瞬一瞬で動く株価の値動きを、視覚的に見やすくしたものがチャートです。

さて、それでは株価は何故動くのでしょうか?


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たくさんの人間の心理が、一つ一つのローソク足を形作っている



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