「私は、1円円安になると利益が400億円上乗せされるトヨタの株を空売りで儲けています。

また、業績不振で急落していたシャープ株を、買いでエントリーして利益を出すことも出来ています。」

企業価値でいえば、つまり投資の観点でいえば、円安の恩恵を受けて上昇している輸出関連株のトヨタは買いでエントリーする方が多いでしょう。

しかし、私の友人は空売りで利益を出しています。

当時のシャープはといえば、業績が悪かったわけですから投資的視点でいえば出がけるべきではなく、特に急落している最中で、買い方で利益を出した人はきっと数少ないでしょう。

しかし、私の友人はその両方で利益を出しました。

なぜか。

それは彼がトレーダーだからです。

トレーダーにとって銘柄の企業価値は関係がありません。現在の株価と、そこに集まる人間心理が全てだからです。業績によって売ったり買ったりするわけではありません。

シャープについてちょっとお話をしましょう。シャープは、あなたの知っての通り非常に有名な企業。しかし、台湾のホンハイとの提携話が進まず、業績不振が進み、株価が大きく下落しました。

しかし、友人は買いでエントリーし、そして売り、利益を出しました。つまり、安い値段で買って、高い値段で売ったということです。イメージは以下の通りです。

急激に株価が急落したのに、なぜ安く買って高く売って儲かるのか。

これがなかなか見えてくるまでは分からないのですが、投資とトレードの区別がついたあなたならば、よく分かる話でしょう。

このように、企業の価値が下がり、株価が急落しても、その中でも上下の波があります。

ですから、企業価値が落ちて、一般には買わない方が良いだろうという銘柄でさえも、買いでエントリーして利益を出す事が可能になるのです。

ちなみにこれは日足ですが、本番のときはもっと細かい時間軸でみていたことも一応付け加えておきますね。

ここで私が言いたいことは、

盲目的に信じられている、「株で儲けるには銘柄が大事」ということは、投資にはあてはまりますが、トレードをするなら重要ではない、ということです。

単純に業績が良いから買おうという事でもありません。逆に業績が悪いから空売りしようということでも無いのです。

しかし、株雑誌なんかを見ていると、本当にゴチャゴチャになっていますから、混乱してしまうのも無理はありません。

あなたはこの違いを明確にしてください。

そうすれば、何に注目すれば良いのかが分かって、無駄がなくなりますから。

トレードでは、企業の価値よりも、株価の動きそのものが大事なのです。

くどいようですが、トレードにおける銘柄選びで大事なことは、銘柄の企業価値の良し悪しではなく、あなたが儲かる値動きのパターンが多く現れる銘柄が良い銘柄です。

大事なので、さらに図を使って説明したいと思います。あなたが図のようなパターンで儲けることが出来るとします。

119円で買う前に、図のような形の山が2つ並ぶと、次は上昇に向かうことが多いというパターンをあなたが見つけたとします。

もしそうだとするならば、あなたはこのような値動きをする集団心理のパターンへの感度が高いと言うことになります。

もちろん、そこで利益を出している回数にもよりますが、もしこのパターンが、あなたの利益に繋がるものなのだとしたら、このような値動きをしている銘柄を探し出せばよい、ということになります。

また逆もしかりです。

あなたは、既に様々な銘柄で「なんとなく」売買をしているとします。

その売買履歴を見てみると、その中に何故か理由がわからないけど、利益がうまく出ているものと、そうでないものとがあることでしょう。

数回程度の売買履歴では分からないと思いますが、もしその中に共通して利益を上げているパターンがあったとしたら、それはあなたにとって、あなただけの得意パターンなのかもしれません。

共通して損失を出しているパターンを見つけられたとしたら、次からの売買で気をつけるべきことが浮かび上がってくるかもしれません。

あなたの心理と、その銘柄に参加している他の人の心理。そこに流れるパターンを意識して、コントロールできるようになれば、利益が出せるようにならない方がおかしいと思いませんか?

プロと言われるトレーダーは、様々な銘柄について研究しますが、1日で実際に売買を行うのはせいぜい数銘柄です。

それは、一度に見られる銘柄数が限られているということもあるでしょうが、自分が得意とするパターン、間合いに入ってくる銘柄は、数えるほどしか出てこないという場合もあるからです。

あくまでも、自分が意識してコントロールできるということが重要です。

私にとって見えやすいパターンが、あなたにも見えやすいという訳ではありません。

あなたのパターンは、あなたにしか分かりませんから、あなたがトレードで儲けたいのであれば、証券マンやアナリストが推奨しているような銘柄を選んでも全く意味がない、と言っても過言ではないのです。

利益を出すためには、あなたにジャストフィットするチャートパターンを見つけること、それだけなのです。それを満たすことが出来れば、銘柄は何でもよいのです。

大事なのは、あなたの心理状態と、株価に現れる画面の向こうの人たちの心理です。

そのことを理解してください。

実際には、株価の動きを見るために、テクニカル指標なども使用しますが、本質を理解してもらうために、簡略化したほうがわかりやすいので、このようにお話しています。

トレードで儲けるために、銘柄は重要ではない。株価が全てである。

これを理解してくださいね。
今後は株本や株雑誌で特集されている「お薦め銘柄100選」と言った銘柄を、「本に紹介されているから」という理由だけで買うことは、やめた方が良いことを分かってもらえたと思います。

このような紹介が、あなたのトレードに直接プラスになることはありません。もし「お薦め銘柄100選」と言った記事を見たのならば、

「これを読んだ別の個人投資家は、どのように考え、そして行動するだろうか?」

と想像してみる事の方が、あなたを「利益の出せるトレーダー」に導くことでしょう。

すこし抽象的な話が続きましたね。

おそらくあなたは、

「では、そのパターンを、どう見つければいいのだ? 教えてくれ!」

と思っていることでしょう。

すでにいくつかはヒントを出しているのですが、これからあなたの元に届けられるメールを楽しみにしていてくださいね。

その前にこのレポートの内容はマスターしておいてください。

以上まとめると・・・

トレードで儲けるためには銘柄の企業価値は一切関係ない。
株価が全てである。

あなたが利益を出すためには、あなたにジャストフィットするチャートパターンを見つけること、それだけなのです。

それを満たすこと銘柄であれば何でもよいのです。

誤解③
勝率の甘いワナ・・・勝率が99%の売買手法でも負けてしまう理由とは?

あなたは知っていますか。
勝率99%の売買手法があったとしても、損が出てしまうという事実を。

個人的には「勝率」という言葉自体、あまり好みではないのですが、他に適当な言葉が広まっていないため、ここでは分かりやすくするために使います。

さて、ここに勝率99%の株の売買手法があるとします。

売買手法というのは、自分の売買をルール化したものです。どんな銘柄を、どのタイミングで買ったり売ったりするのかをルール化したものだと理解してください。

この売買手法に関する説明は、詳しく後日からお送りするメールの中でお伝えをしていきます。

でも、ここでは、売買手法と言われる投資やトレードのルールというものがあって、ルールに従って売買を行う事によって利益が積み上がるのだなと理解をしておいてください。

そして、改めて先ほどの話に戻ります。


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勝率よりも、もっと大事なものがあるのです。



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